「なぜ、自分たちで撮影出来そうな内容をわざわざ高いお金を払って依頼するの?」
スタジオに勤務をしている際に、とある親友から投げかけられた疑問でした。
(別に嫌味な感じではなくケロっ♪としている軽い感じで質問されました(笑))
その時のまだ、入社して間もない私は普通にこう答えました。
そりゃ、スタジオの可愛い自分たちでは真似してなかなか作れないインテリアを背景にこれまた、普段はなかなか着せて歩かせることが出来そうで出来ないお洒落な衣装に身を包んで、その場の環境を駆使した技術者が撮影するんだから、価値アリでしょと
だけど、それだけじゃない。
それだけじゃ、人の心は動かせないと知り、
それだけじゃ、人は価値を感じることはないと知りました。
そう知ることが出来たからこそ、私は独立を考えるようになりました。
独立前そして独立をした今でもこの親友からの質問は常に自身に投げかけています。(ありがとう、親友)
「これだ。」という答えは共通の答えではありません。
ですが、せめて「itsumo」というブランド名を掲げ撮影を提案している自身の中に「こうitsumoは感じていて、考えている」という答えは持っていたいと思い記事にしてみました。
正直な話。
カメラマンと同じ機材を一式使えば同じものは撮影出来る。
そう感じている方もいるとは思います。
実際に私も時々おちゃらけて「機材がいいからね♪」と言います(笑)
だけど、多分。答えは「撮れそうで撮れない」そう思います。
カメラマン、としてお金を頂き商売をしている人には多分・・・
① 技術
② 経験
③ 責任
④ 伝えたい商品価値
を最低でも持っていると思います。もちろん、私も持ってます。
①の技術
カメラやレンズなどの機材の知識からの技術も必要ですがそれだけではありません。これに+して「楽しませる」という技術が必要だと思います。
②の経験
過去に~を撮影したことがあります、という「体験」ではなくその体験を通じて何を感じ瞬時に判断し、提案する事が出来るのかという事でもあります。
③の責任
「お金を頂いている」という責任と「何に対して私はお金を頂いているのか?私はお客様に対して何を責任を持ち約束をしているのか」という責任です。
④の商品価値
これがないと自分でブランドを立ち上げて撮影&経営までしないでしょ?ってくらい私はないと可笑しいと感じます。
最低でもこれらの4つに対して料金が発生していると考えます。
ここからさらに本題。
「それは、なんとなく分かる。じゃあこの4つがあればカメラマンは家族でもいいんじゃないの?撮影代も無料だし」
写真だけ残す、なら問題ないと確かに思います。
ですが、これに対してのitsumoは、
「写真だけではないから」と答えます。
この時こうでした
という事実を映し出された記録写真なら問題ありません。
ですが、この時こうで、こう感じたよね、楽しかったよね。
という「記憶」を呼び起こす写真をきちんと残したいとお考えでしたら私は、第三者のカメラマンに想いを預かる事を心からおすすめします。
なぜか?
撮影をする、ってすごく体力も集中力も忍耐力も使うからです
家族の人がカメラマンになるという事は「家族と過ごしている「今」という時間と空間に集中することが難しくなる」という事でもあると思います。
「上手に綺麗に残してあげたいな」
「この子の「今」しかない仕草や表情沢山残したい」
「このお洋服高かったから素敵に撮影しておきたい」
「いつものニコニコ笑顔・・・(などなど)」
明らかに、想いは強いですよね。
それはそうです。当たり前です。
だって、そういう「今」という瞬間を大切にし、残したいというパパやママだからこそカメラを手にするし、撮影を依頼されるのですから
だし!いつも一緒に過ごしている家族カメラマンだからこそ撮影出来る写真があるのも事実です!
ですがその写真に、カメラを手にした人間はなかなか写ることはありません。
同時に、その時間と空間にも「写真を撮影したぞ」という感想は思い出せても写すという事に集中しすぎてしまうと、それ以上のエピソードがあまりない事も事実あります。
後で、家族皆で見返した時に、その空間にいた家族皆がそれぞれの「想い」を語り合えるような写真を未来へ残すという事は、その空間時間に「皆が参加」し「存在」していることが条件だと提案しています。
つまり
その時だけは、家族と過ごす「今」を十分に心と体で感じてもらいたいなと思うのです。
写真をどう撮影しよう?と悩みながら難しい顔をしながらその時間を過ごすのではなく、思い切り相手を抱きしめて、笑顔で会話を楽しみ、季節を味わい、今までという時間とこれから過ごす時間に想いを互いに馳せてもらいたいのです。
うーーーーん
なかなかコンパクトに記事をまとめられませんでした
読みにくくてすみません。
だけど、時々こういう風に自身の想いを視覚化する作業をしないと言葉で話出来なくなる私もいますので
写真は、カメラマンに任せてという事です。
①~④まで、持っているカメラマンは、
いい写真+いい時間=楽しい・幸せな時間と空間を約束してくれる
はずです。
現場で難しい顔もしません。
家族が「今」を楽しめそうな、提案を沢山たくさん投げかけます。
お話も沢山聞かせてくださると、本当に「自然な「今」を映し出された家族写真」を残すことが出来ると思います。
Photoletter itsumoは、さらにカメラマン、ではなく「家族の一員」または「チームの一員」として存在し、皆様の時間に参加をしながら「一緒に生み出す」という楽しさを約束します。
「楽しかったね」という感動を私は、約束します
次回は・・・・
なぜ、プロに撮影をわざわざ依頼するの?
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