最近、とーってもパワーがある素敵な人との出会いや時間を沢山感じています。
パワーがある人って、当たり前かもしれないけど「やるぞ」っていうやっぱり内に秘めている力がありますね。
「やるぞ」って決めるまでには、本当に様々な悩みや葛藤、不条理さや悔しさや悲しみがあったりするかもしれません。
だけど、だから「今」の私がいるのだと、「今」の自分を直視してて、自分を支えてくれている人の存在にも気づけていて、
「今」から出来ること、始められることをどんどん発信している人。
横浜こどもホスピスの田川さんとさとこさんと3ショット♪
「今」という時間の尊さや大切さ。
「今」という時間を共に生きる人の存在の大切さを知っている。
サミットで出会った素敵なご縁。がんばろって、背中を押してくれた二人。応援しています!私も。
長くなりましたが、ここ最近。そんな出会いが沢山ありました。
昨日、一昨日と、私はとある講演会とサミットに参加列席をしてきました。
一つ目は、今現在お世話になっている横浜市栄区にある多機能型拠点「郷」の館長さんが講演会をするという
ことでお話を聞きに行きました。
講演会には、医療ケアを必要としているお子様とご家族様の姿が。
医療器具の使い方(実際にその場で器具を使い端を吸引する様子を見せてくださいました)や
困っていることなど、貴重なお話を沢山聞かせてくれました。
次の日には、タッチセラピーやベビーマッサージでお世話になっている「空日和(からびな)」のさとこさんの
ご紹介で知り合った横浜こどもホスピス代表の田川さん主催で全国の子供ホスピスの関係者様が集まるサミットへ
参加させていただきました。
集まった数、なんと300名!
3時間半にも及ぶ講演・討論会でしたが本当に内容盛りだくさんで時々頭がショートしました。
神奈川医療センターの豊島さんの講演から始まった今回のサミット。
ドラマの「コウノドリ」の名場面を流しながら、現在の医療センターでの日々の出来事や取り組みを分かりやすく
ご説明をしてくださいました。
その講演の中で特に私の中で響いた内容がありました。
それは、「有終」という言葉。
限りある命とどう向き合うのか、という問いに「元気な間に沢山かわいがって、抱きしめてあげてください」という提案をすること。
「終活」ではなく、看取るために生活をするのではなく。
あきらめて治療を辞めるのではなく、
大切なのは「何が、本当の家族らしさなのか」を一緒に考えること。
家族と赤ちゃんにどう過ごしてもらえることが、その家族にとっての在り方、らしさ、つまり「幸せ」なのかということを
本当に一緒に考えて考えて、考え抜く場所が神奈川医療センターのNICUという場所なのだというお話をしてくださいました。
「家族らしさ」の前に、「人らしく」。
なぜ、私が日常、家族の風景、らしさを追求したいと考えているのかという問いに対しての一つの答えのようにも感じました。
2日の講演会、サミットを通して感じたこと。
それは、もっともっと、私たちは知らなくてはならないことが沢山あるのだということでした。
正しく理解して、勝手に自分とは異なる世界に存在している物語だと思わないこと。
「大変ですね・・・」(だけど、私には何も出来ない)で終わらせてはいけない。
なぜ、私が出張撮影をしているのか。
なぜ、私が今こうして動きたい、やれることがあるならやってみたいという気持ちになったのか。
多分、それは「知った」からだと思います。
色々な、その家族にしかない物語の数の多さを。生き方の選択の多さを。
私には「知る」機会と「出会う」機会が多分、他の人よりも多かったのだと思います。
まだまだ知らないことだらけなんだなと。
だから、知りたい。ちゃんと。知らせたい。ちゃんと。
共通の課題は「支援金が足りない」ということでした。
なかなか社会全体の共通の話題、認識にはならず、一部の人だけの話題で終わっている現状。
知らない人が悪いとかじゃなくて、知ることができる機会が少ないんだなと素直に感じる現状。
それは、そうだ。子供用の車いすの認知度がまだ低い今。電車での移動も、どこに出かけるにしても人の助けや
ケアがないと正直しんどい時もある。だけど、なかなか「助けてください」と声を発しにくい現状。
自分に何ができるのか。
私は、単純かもしれないけど、こう感じました。
知ること。そして、知って感じたことを発信すること。
一緒に感じること、感じたことを写真を通して知らせること。
もっと広めたい。もっと、出会いたい。
もっと一緒に出来ること。協力できること。
まとまらなくなってきてしまいました・・・
(いつもの悪い癖)
少しでも、興味がある方、家族の「今」を残すということに賛同してくださる方との出会いを求めています。
やれることから、今年も始めていきますよ~!
photoletteritsumo@gmail.com
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