私には、以前から少し違和感を感じている事があります。
何を急に、改まって‥‥と思う方もいるかもしれないし、いないかもしれませんが(それはそれで寂しい(笑))、頭の中を整理したいのでやります
ターナーのぼやきカフェシリーズ
お題
野外出張撮影=自然な写真
または自然な表情の写真が撮影出来ますよという決まり文句について
いきなり、自身の営業体制に対しての自爆的な発言にも感じますが。
何となく、当たり前に使われている決まり文句=概念を今一度紐解くドMシリーズがぼやきシリーズです(今決めました)
実際、私も以前使っていました。
が、最近そうはあまり思わないのでそこまでこの部分はプッシュしていません。
なぜか?
それは、この決まり文句、果たしてどんなタイミングで打ち出される事が多いかと考えた時、比較材料があります。
比較材料、それは、写真館または室内のフォトスタジオだと緊張しちゃって自然な表情が撮影しにくい、という事例です。
この事例は果たして事実でしょうか?
これに対して、私は違うと思ってます。
写真館だからと言って、自然に撮影出来ない訳では決してありませんと。
実際にライティングが沢山組まれた写真館で撮影された写真でもめちゃくちゃ、いい表情&自然な写真は数多くあります
逆を言えば。
開放感に溢れた自然な写真が撮影出来ますよーと歌い続けている外でのロケーション撮影でも、不自然だな、と感じる写真も私は多いなぁと思っているのです。
そもそも、何を持って私達は自然とか、不自然(違和感)を感じているのでしょうか?
この子らしい、とか。
家族らしい、とか。
あるかもしれないけど
自然だなー、素敵だなーって感じる写真って
被写体のエピソードを聞いてなくても感じる直感的なものだと思います。
実際にお客様が写真を見る時って、最初は写真(画像)で、あ、なんかいいな、って感じてくれて初めてエピソードが綴られているブログなどを読んで貰えてるんじゃないかなと思うんです。
そろそろまとめに入りたい!(切望)
じゃあ、何が自然なのさ?って結論に行き着きたいのですが、やはりまだ私の中ではコレでしょ。っていう定義付けは出来てません。
定義付けはあまりしない主義でもありますが・・・
ただ、こうじゃないかな?
と感じるのは、自然な写真って撮影者と被写体様との信頼関係や関係性にもよるものだともそりゃ思いますが、それだけじゃ今の私は物足りない。
信頼関係や関係性はあって当たり前レベルですからね。
(棚に自分を上げまくり宣言ですが、唯一自信がある部分だから許してください)
自然に見える写真。
自然な写真。
私は、撮影条件(場所・衣装・光)と被写体(仕草・表情)がうまくシンクロしている写真なんじゃないかなと一つ思う訳です。
どんな背景、風景、場所で撮影をし、
どんな仕草やポージングをつけ、
どんな表情を導き出すのか。
+どんな光を選ぶのか。
最低でもこの4つがシンクロしてないと違和感を感じるんです、私は。笑
柔らかい印象を撮影するには?
格好いい雰囲気を生かして撮影をするには?
何を伝えたい?
何をこの1枚で残せる?
なぜ伝えたいの?
なぜ、優しい雰囲気の写真を今撮影したいと感じているの?
この選択が、自然か不自然かを分ける一つの条件なのかな?
と思いました。
なぜ、私は日常に着目するのか。
なぜ、私はお客様の物語がある場所で撮影をするのか。
そこを問いかけながら、情景を把握しそれに合う条件を提案する力をこの先も探求し続けたいなぁと感じるのでした。
長々とありがとうございました
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