先日、ずーーーーっと、見たいなーと思っていた映画をついに見る事が出来ました
「うまれる」 企画・監督・撮影/豪田トモ
知ってすぐに、本を買い内容を読んで、やっぱり映像で見たいな〜と思い続けて7年・・・(遠い目)
やっと、見る機会がありましたので、鑑賞しました
感想は、号泣するだろうな、自分。と想像していたのですが。
「こりゃ、すごいなーーーーー・・・・」としばし放心状態( ゚∀゚; )
すごく感動しました。という言葉よりも。
すごく、考えさせられました。という感想でした。
命のバトン。
赤ちゃんは、ママを選んで生まれてくるんだよ。
というフレーズに対して、見る前から「その通り!」と胸が熱くなる自分と、「・・・本当にそうなの?」と首を傾げてしまいたくなる自分。
(さすがAB型なのか・・・笑)
だけど、見終わった後にすごく清々しい気持ちになっている自分がいました。
そう思わせてくれたのは、子供が欲しかったのだけど最後まで子供を授かる事が出来なかった助産師さんの言葉。
自分の子供だろうが、自分の子供じゃなかろうが。
人生とは自分の「愛し方」を探す旅
であり、その旅を続ける事が、次にバトンを渡すという事。
今の自分に出来る事。今の自分の旅。
すごく、すごく考えさせられました。
自分の「愛し方」
「これだ」という答えなんて多分見つからない果てしない旅。
だけど、「愛し方」を問いかけ続け、挑戦し続け、時には辛かったり、自分も相手の事も見失う事もあるかもしれないけど、それでも探し続ける事。あきらめない事。信じる事。
この映画に出てくる登場人物は、すごく身近な存在でもあり、自分の分身のような気さえしてきました。
だからこそ、辛いなと思う部分も、それ以上の喜びも描かれていて、共感出来る。
企画・監督・撮影をすべてこなす豪田さんと皆さんとの心の距離感の近さに驚いた作品でもありました。
「ここまで赤裸々に話す?」という部分にこそ、
その人の「らしさ」がリアルに映し出されていて。
それが、すごく私には、「美しい」と思えました。
当たり前だと思っている存在と時間と空間。
だけど、それって改めて、「そうじゃないんだな」と痛感。
そして、ありがたいなって実感。
今、当たり前のように存在している物や事は、いつかは目に見えなくなるものも、離れていくように感じるものもたくさんあるかもしれません。
変わらないもの。変化しないものなんて、ないのだから。
だけど、だからこそ「失いたくない。失うのが怖い」と悲観的に感じるのではなく、ますます「今」という瞬間に感謝して、いつも「ありがとう」と感じながら生きていきたいし、仕事したいなと思いました。
いい作品でした。
気になる方は、是非上映会情報をチェックしてみてください
いつか、自分もこういう作品・物語を残したいな(^^)
HP:http://photoletteritsumo.jp/
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