残したくなる瞬間って、どんな瞬間ですか?
カメラというものが、
写真というものが、
ここまで、浸透した理由の一つは、
多分、きっと、「あ、この瞬間残しておきたい」という瞬間や光景がありふれていて、
そう感じた人が沢山いたからなのかな、とも思う。
綺麗だなとか。
面白いなとか。
言葉では言い表せないけど、ああ、いいなって。
その風景や瞬間を、一瞬でも手元に残しておきたくて。
この時が永遠ではないから。
変わらないものは、ないから。
実際、私が最初にカメラを手にして撮影をしていたものは、人物ではなく風景でした。
なんでもない、日常の中の風景。たまに海に出かけて撮影したり。
ああ、綺麗だなって。
忘れたくないなって。
そう思いながら撮影をしていました。
撮影出来たら、なんだかその瞬間を自分が独り占めできたような。なんとも言えない特別な満足感。
きっと、これからも、写真を撮影するという事はどんどん私たちの中で当たり前になっていく。
綺麗な写真は、誰でも簡単に撮影出来ちゃう。そんな今。だからこそ。
写真を撮影するというお仕事をさせていただいている自分について考えたりします。
誰でも簡単に。操作さえマスターすれば「いい写真」が撮影出来るカメラが低価格で発売される時代になったら、
この今のお仕事はなくなると思う?
そんな、話を時々、よく、仲間とご飯を食べながら話をしたりしますが。
「なくならないんじゃないかな。これでなくなるような仕事をしちゃいけないんじゃないかな。」
という結論にたどり着きました。
「いい写真」とは何か。
「いい写真」と決めるのは誰なのか。
そんな、終わりのない問いかけをし続けて。
そんな、問いかけに対して、私はこう思う。だから、こうありたいんだ。と瞬間瞬間に「らしさ」という自己証明をし続けること。
どんなに、綺麗に撮影できるカメラが手元にあろうとも。
それはそれ。ターナーさんにお願いする写真は、別物。
そう思ってもらえるような「いい仕事」を今年も考えていきたいと思います。
それ以前に。
まずは、撮影者であるカメラマン私たちが、美しいものを美しいと。
残しておきたい瞬間。忘れたくない瞬間。
見返すたびにその当時を思い出し、時に涙してしまうような写真を撮影出来る感性の持ち主であることが必要最低限であり、
この「残したいと思うあなたの宝物は何ですか?」という討論を投げかけ、楽しい討論をすることが出来るような撮影時間を作ることが大切な気もしている今日この頃なのです。
・・・写真が綺麗に撮影できるスマホに機種変更したい・・・(オチがこれ!?)
1月の予定
10日:yoga mazza Baby Photo 撮影イベント(満員御礼)
21日:親子カフェ HASK Baby Photo 撮影イベント(満員御礼)
29日:写真講座(出張カメラマンさん向け講座)「物語を生む、流れを作る撮影方法(仮)」開催予定
31日:yoga mazza マタニティーヨガ&フォト撮影イベント(予約受付中)
現在2月までのご予約受付中
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