現在2020年4月までのご予約を受け付け中です
写真館へ家族そろって出かけ、記念写真を撮影する機会。
10~15年くらい前までは、
婚礼写真(当日撮影)
お宮参り写真
七五三写真
成人式
が主流だったと思いますが、撮影スタイルや機材の変化に伴い様々な記念日が生まれ撮影をする機会が増えてきました。
ハーフバースデー(生まれて半年記念)
1歳記念撮影
入園入学
卒園卒業
マタニティー撮影
などなど・・・
今日は、そんなここ最近生まれた言葉&記念日についてご紹介をさせていただきます。
ずばり・・・
ハーフ成人式
成人式のハーフ・・・10歳・・・
今では、小学校でも10歳を記念して親御様へお子様から手紙を書いたり、親御様からお子様へ手紙を書いたりするところもあるみたいですね
10歳を迎えるお子様がいらっしゃるママから、沢山のつぶやきを現場で耳にします。
「本当に最近、生意気で・・・っ」
「反抗期真っ最中です。(白目)」
「もう、最近言葉では勝てないです!(吐血)」
「最近、本格的に好きな子が出来たみたいで・・・」
「10歳なのにまだ、なんだか他の子と比べると子供だな~って思いますが・・・」
などなど・・・
だけど、この言葉をお話されている最中のママのお顔は「参っちゃいますよ・・・」とため息をつきながらもなんだか嬉しそうな印象を受けます。
同時にこういう言葉もよく耳にします。
「家族で過ごすよりも休みの日は習い事やお友達と遊ぶ方が多くなってきた」
去年よりも確実に大きくなったいつまでも小さな子供だと思っていた彼らの背中を見ながらぽつりと呟くパパやママ。
成長が嬉しい。だけど、同時にちょっぴり寂しさと切なさもある。
もっと、ゆっくり大きくなってもいいのになって。
(大変な時は「早く巣立ってくれ」と思うのに・・・みたいな感じらしいですね。想像できます)
以前に比べたら、なかなか気持ちを言葉に伝えてくれなくなってきたようにも感じる我が子。
「学校どう?」の問いかけにも、「あ、まあ、普通(笑)」とあっけない今日この頃・・・(苦笑)
今どんな事考えているの?どんな事を感じているの?
もしかしたら、10歳を迎えようとしている彼らも同じようなことを感じたり考えているかもしれないなとも思うのです。
いや、大人である私たちが思っている以上のことを沢山沢山感じたり、考えたりしながらきっと日々を生きているのだろうなと。
そんなタイミングでのこの10歳記念、名付けて「ハーフ成人式」という誰が考案したアイデアなのかは不明ですが今では少しずつ言葉としては
メジャーになりつつあるこの儀式。
撮影をしながら、「あ・・・なるほど。」という純粋な感動がありました。
なかなか、いつもの空気の中では生まれない「きっかけ」という外部からの提案、機会。
家族内だけでは、恥ずかしくて、今更何を・・・と、つい、後回しにしてしまいがちな家族イベントは、外部からのふとした「きっかけ」によって、
昨日までの互いの想いを感じあい、今こうして一緒に過ごせている事がなんだかすごいことの様に感じたりして。
明日から、また一緒に頑張って行こうって。少しだけかもしれないけど、背中を押すことが出来る。
様々な記念日は、歩き続けている足を一度止まって、今まで歩いてきた道を振り返って、これから続いていく道を再確認する機会なんだと。
様々な記念日に、写真を残そうと提案するのはそんな気持ちを忘れないように。残すという、未来の自分たちへの手紙を綴る事なんだと。
こういう機会がないと、なかなか親子で想いを伝えあう機会なんてないから。
こういう機会がないと、なかなか家族で時間を合わせて「写真を撮影しよう」ってならなくなっていくから。
最初、小学校で作文を書いて、親の前で読んで発表するらしいと話を聞いた際に、すごくすごく余計なことを考えてしまった
それ、めちゃくちゃ恥ずかしいな~って。自分だったら照れて素直に手紙書けないだろうなって
そもそも、その授業参観に父親や母親が参加出来ない様々な理由事情がある家族には少し寂しい思いをさせてしまう余計なお世話な行事じゃない?とかとか・・・
ですが、そういうことがもしあるならそれはその時に異なった「きっかけ」を一緒に作ればいい。
何よりも、家族の「今」を確認し合うことが出来る機会を私たちが生み出すことはある意味使命だなと思いました。
「ターナーさんの前では、この子たちも、あの頃のままなんだなって思ったよ。」
「そうそう。こんな顔して笑ってた。今もそうだね。笑ってるんだよね。」
写真を見ながらそう、やっぱり嬉しそうな久しぶりに映し出された笑顔の写真を手にするパパやママの笑顔と。
「写真嫌?恥ずかしい?」と撮影中に聞く私に。
「いや、別に。恥ずかしくないし、嫌いじゃない。」とつぶやく10歳の彼ら。
(まあ、そういう空気を読んでいるのは承知していますが・・・)
是非、20歳の成人式当日に、お酒を片手に10年前の写真を見返してくれたら最高に嬉しいけどそれは想いとして秘めておいて・・・。
お子様の20歳の成人式当日に是非。会場へ送り出した後に、写真をパパやママが引っ張り出してくれたら嬉しいです。
その時には、是非私も一緒にお酒を片手に乾杯。お祝いさせてください
そんな想いを込めて。
まとめ
ハーフ成人式撮影。おすすめします
恥ずかしがり屋な我が子なら!お友達と一緒に合同撮影会がお勧めですよ!!
友達も一緒なら、いつもの笑顔も自然に生まれますし、家族と過ごしている時とはまた異なる表情や仕草にも出会えると思います。
反抗期な娘様、息子様。私は大丈夫です。
写真嫌、と言われたら、とりあえずカメラを置いて話しますから(笑)
笑顔じゃなくても、その時に「そこに確かに存在していた」彼らのリアルな姿を残す、感じることもこの時期ならではな楽しみ方だと思います。
なので、「全然笑わない!」という感情はまずはお互いそっと心の奥に秘めて・・・(白目)
一緒に、その時間を楽しめる方法を探しましょう
愛想笑いでも、不機嫌そうな表情も。
少しずつ、互いに楽しい、嬉しいに触れ合えたら自然とその瞬間にしか出会えない笑顔に出会えるから。
本日も長文お付き合い誠にありがとうございました
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