私はなぜ「人」を撮影するのだろう？
その問いかけに対して私は、単純に「人に興味があり」そして「人のことが好きだから」だと思っていました。
ですが、それだけじゃないんだなと気づきました。
私は、撮影をする、という数々の工程の中で、「あ、今私生きてるな」と思う瞬間が沢山あるのです。
撮影を通して、出会いを通して、「私」という人物に沢山向き合う事が多いのです。
私の中で、自分一人だけではなかなか巡り合えない私に沢山出会うことが出来るのが、人を撮影をするすべての工程の中で
存在していて、それが苦しくなるときも沢山あるのですが、たまらなく楽しく、たまらなく「私」を感じることが出来る。
出張フォトグラファーになりたい。わけではなく。
写真家として活動をすることが目的ではなく。
私は、純粋に撮影、写真を通して、互いが幸せになれたら嬉しいのだと思います。
幸せとは、「互いに自分自身の「気持ち」「感情」「今」に気づき、再確認できる時間」を作る事だと今は思います。
私が人を撮影する理由は、「私自身」を感じられる瞬間が沢山あるからなのかもしれません。
それは、互いの「想い」に触れ合う瞬間にこそ一番感じられ、その一瞬が美しく、残しておきたいと強く思うからかもしれません。
これからも、沢山の出会いと気づきの時間を大切に頑張りたいと思います
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