~想い出が保管されている場所・手紙が生まれる場所~
山梨県清里高原
宿泊もできるフォトスタジオ
一通の手紙のような一枚を撮影させていただきたく2022年夏にオープン!
A.LetterPhotoStudio&AtelierHotel(レターフォトスタジオ&アトリエホテル)撮影担当のターナーこと諏訪と申します。
オープン1周年まで1か月を切りました。
1周年を迎えるまでにやりたい事。それは、撮影空間にお花を増やす事でした。

A.Letterと言えば、この部屋でしょ!という撮影空間。
元々、最初のセッティングの際にも「お花全然足りないね(笑)」というお話はしていました。
お手紙と一緒に貰って嬉しい贈り物の代表として最初からイメージしていたのはお花が沢山な空間。
どんなお花を増やそうかなと考え、たどり着いたのは「ドライフラワー」でした。
ドライフラワーを使ったフォトスタジオは既に沢山存在しているし。
ドライフラワーって風水的にはあまり+なイメージがないし。
掃除もお手入れも大変そうだし・・・と、正直思っていた私(笑)
ですが、この清里高原に住み始めて、ドライフラワーが多くの人から愛されている姿や、私自身自然と「このお店行ってみたい!」と思う場所にドライフラワーがありました(笑)
流行に乗り遅れているようにも感じたドライフラワー空間。
「今更それやる?」と、ぼんやり感じている自分と、「でも可愛い。やりたい。やってみたい。撮影してみたい!」と素直に感じる自分との狭間でドライフラワーについて考えました。
ドライフラワーは、風水を大切にされている方には贈らないほうが良いとされるお花。
ですが、ポジティブな意味を知り、A.LetterPhotoStudioの想いに合っていると思いました。
美しさを永遠に残す。
永遠に変わらない想い。
私の愛する彼は「老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ」と話をしていました。
今は小さい彼らも、どんどん成長して大人になっていく。
成長していく事そのものは本当に嬉しくてきっと、喜ばしいことだと感じる反面、「このままのあなたでいて欲しい」と小さな体をぎゅっと抱きしめながら笑う親御様の姿を沢山映してきました。
変化していく事を止めることは出来ない。
だけど、「残す」ことは選択すれば出来る。
美しいと思える物を。
愛おしいと想える存在を。
残しておきたい、少しでも長く一緒に過ごしたい、見つめていたい。
そう想う事は全ての人には当てはまらないかもしれないけど、共感できる想いじゃないかなと。
ドライフラワーに込められた意味は、
「変わらない想い」
ドライフラワーで人気があるスターチスの花言葉は「途絶えぬ記憶」「変わらない誓い」
形あるものは全て変化していく。
不変的で永遠な事や物はないことは頭では分かってる。
だけど、だからこそ、変わらない想いはあるように思うのです。
だからこそ、今この瞬間を美しく残せる方法があるのなら、と人は想うのかもしれない。
目の前の「美しい」と思う瞬間を、スマホで撮影する事。
閉じ込めたい気持ち。そして忘れたくない「想い」があるから残したいと私は想うのかもしれないなと。
・・・ということで、ドライフラワー採用となりました。(長ww)
インテリアのコンセプトは、「手紙が生まれる場所」。
想いを綴り、想いを写真に写す場所。
誰かから贈られた花束とその当時の記憶が眠る場所。
1通の手紙、という名のフォトスタジオ&小さなホテル。
お陰様でもう少しで1周年。
これから、もっともっと。
「行ってみたい」とまずは想ってもらえる場所、
「行って良かった」と想ってもらえる場所。そして、
「また帰りたくなる場所」になれるように。
まだまだ、私たちの物語は始まったばかりです。
お会いできる日を楽しみにいつでもお待ちしております!
あなたの想いを聞かせてください。