綺麗な写真、よりも、見返したくなる写真を。
見返したくなる写真とは、私はやはり記録も勿論大切だと思いますが、その日、その時をなんだか嬉しくなりながら振り返れる
「良かったよね。」「楽しかったよね。」「ちょっと、この写真見て!」という一言、二言が自然と出てくる写真なのかなと思います。
撮影当日も、様々な物語がいつも、産声を上げます。
その物語は時に、大人である私たちのある程度描いている台本には全くない「アドリブ」を小さな天才女優&俳優さん達が加えてくることがあります。
・・・いや、もう、アドリブでしかない(笑)というよりも、台本はあるようで、ない、というほうが正しいかもしれません。
そんなアドリブに対して、いつも私は予測不可能な展開にドキドキワクワク、ほんのちょっぴりだけハラハラしたり(時々ね)。
アドリブがあるからこそ、世界でたった一つしかない、家族の物語に出会えると思っています。
着換えたくない、とお子様がつぶやいても。
靴・草履を履きたくない、とお子様がつぶやいても。
初めまして、と挨拶する私(謎の人)に最初はご挨拶が出来なくても。
お腹すいた、お菓子食べたい~とお話をし始めても。
涙がポロポロ、溢れてしまったとしても。
なかなか、上手に笑えなかったとしても。
なんだか楽しくなりすぎて、普段なかなか見たことのない逆にナチュラルハイテンションになったとしても。
大丈夫、ですからね
焦らないで、不安にならなくて、大丈夫ですからね
それらのアドリブに対しての切り返し方はある程度私もネタを書き直してきましたが、十人十色
十人いたら10の物語を今までのパターンを組み合わせながら、提案しながら、あーでもない、こーでもない、ああ、これかな?とドラえもんの四次元ポケットを漁る感覚で、流れを作り出しています。
なので、一つだけお願いをしていることがあるとしたら。
いつも一緒に過ごしているご家族の皆様からも「大丈夫だよ」と笑顔で抱きしめて伝えてあげて欲しい、という事です。
私が「大丈夫だよ」とお話をするよりも、いつも味方でいてくれている大好きなご家族様からの「大丈夫だよ」という言葉のほうが、何倍も力があると、思うからです。
緊張して、涙目になっちゃって、笑顔もなかなか見えなかったとしても。
「大丈夫だよ~、そばにいるからね。一緒にいるよ~」と声をかけてくださると本当に嬉しいです。
& 大好きな人からの声援が一番効果大です。
「格好いいよ!」「上手だね」「すごいね!」「びっくりしたよ」「可愛いね!」「お姉さんみたいだよ!」などなど。
大好きな人からの、褒め言葉。大人であるいい年した私でも、嬉しいです(笑)
なので、カメラマンである私も、もちろん本気でそれらの言葉を発して(そう本当に思っているので)撮影していますが。
出来ましたら是非、ご家族の皆様からの温かい声援をお願いしたいです
撮影の流れが少しあるとしたら、こんな感じでいつも進めています。
① まずは、程よい緊張感を保った状態での集合写真を1枚撮影
② 親子でワイワイ、兄弟姉妹揃ってのそれぞれのショット
③ 緊張が少しほぐれてきたらソロ写真撮影
④ 動きながらスナップ写真撮影
⑤ 砕けた笑顔満載自由撮影
⑥ 最後に集合写真でおしまい!
ですが、これも、本当にあくまでただの骨組み。
当日の状況によって全く異なりますのであくまで、こんな感じで進めていますというお話です
最近、撮影をさせていただきましたお写真と共に、現場で日々感じていることを記事に今日はしてみました。
記事の内容と写真はあまり関係ありません。
撮影中に感じている視線は、ご家族様のあたたかい視線や嬉しい楽しい声掛けが多い現場です。
本当に、ご協力ありがとうございます。
これからも、かけがえのない「いつも」を残すお手伝いをさせてください。
★お知らせ★
2019年1月~2月のご予約を来月12月1日から公開いたします
現在は12月までご予約受け付けております。
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