ターナー中年の事件簿
~着物・・・着替えたくない事件に備えて私たち大人が出来ること~
七五三を迎えるのにあたり、ご家族様の口から飛び出す不安なつぶやき。
「うちのこ・・・着替えられるかしら・・・」
いつも着ている動きやすいお洋服とは違う着物。
そもそも、着物を見る機会が少ない今、急に目の前に準備された素敵な着物を目にして現場のお子様たちの反応は本当に10人10色、面白いです。
「可愛い~!早く着替えたい♪」という反応や、「カッコいい!」という反応もありますがもちろんこんな反応もあります。
「・・・着替えたくない。」
ぎゃーーーーーーー!!!!←現場の大人陣の心の声
これが、着物着替えたくない事件の始まりです。(そのまんま)
こうなったら、私が現場にいるときに頑張る事は・・・
① ひたすら話をする
② 動画を見せる
③ 即興で人形劇を始める
④ 踊る(私だけ)
⑤ クイズ大会を始める
ですが・・・こうなる前にこの事件をもしかしたら事前に回避できるかもしれない!?方法を今回はお教えいたします。
ずばり、予告をするという事です。
予告の仕方はいたってシンプル&簡単★
① 七五三の着物を着ているお友達のお写真などを見せながら「お姉さん可愛いね~」「お兄さん格好いいね!」という具合にお話をする
② 着替える着物が決まっていたりする場合は、着物の写真を見せながら「~ちゃんも、着物着てお出かけするんだよ~」とお話する
③ 頑張ろうね!きちんとしようね!という声掛けよりも、何よりも大人の皆さまが「楽しみだね~」とお話をしてみる
すると、当日、着物を目にしたときの反応が少し違います。
「あ、この着物お写真で見たことある!」「知ってるよ!」と安心感から始まるように感じます。
大人の私たちも、事前に下調べを沢山しますよね?
旅行先の旅館やホテルを予約する際に、「どんな場所なのかな~?」と写真やイメージを沢山見たうえで決めたり、
わくわくしたりしますよね?
例えがあっているか不明ではありますが・・・(苦笑)そんな感じに似ているのかな?と思います。
この日にこの場所で、お着換えして、可愛くお化粧をして、神様にご挨拶して、お写真を撮ってもらって・・・♪
分かる範囲は心配そうなら事前にお知らせをしてあげる。
知らないことをいきなり知るよりも、予告をしてあげる。
変化に敏感なお子様にお勧めな方法です。
効果あるなあとスタジオの現場でもとても感じました。
もし、着物のお写真を見せたときに、「嫌。着替えない。やらない。」という反応でしたら、それはそれでOK。
「どうしよう~、見せないほうが良かったかな?💦」と焦らないで大丈夫ですからね。
「そっか、着替えないのか~。」とその時は受け止めてみてください。
「やりたい!」「着る~!」ではなく、無言な反応もありますし、その時々の気分なので「嫌」という言葉も出てくるとは思います。
なので、あまりにも心配になってしまったご家族様は、是非お気軽に撮影者にご相談ください。
秘密兵器をドラえもんのポケット並みに詰め込んでいつも、撮影の時はスタンバイしています。
大山のぶ代さんのドラえもんの声で、道具を出します。(パパママ世代にしか分からないネタです。)
和傘とか、くまちゃんとか、シールとか、折り紙とか、紙風船とか(ない時もあります)、とにかく何でも持っていきます。
無残にも公園で放り投げられたスタッフの子パンダちゃん(笑)
絶対にやったほうがいいですよ~という事ではなく、お互いにドキドキ不安を感じるようでしたら、良かったら試してみてください♪
おまけ
当日、こんな人がお写真を撮影してくれるんだよ~と、撮影者の顔写真などもあれば事前に見せてあげましょう!これも、着物同様、「あ、なんか知ってる人だ!」「見たことある!」という始まり方なので、少しだけ安心感を与えられるかもと思います。
この写真を見せながら、
「この人が撮影してくれるんだよ~、ターナーさんっていうんだよ~、変なお名前だね(笑)
ターナーさんに会ったら、なんでターナーってお名前なの?って、聞いてみようか~?」
みたいなテンションでお話をお願いします。
(注意:ターナーさんは、外国人じゃないよ。神奈川県と岡山県のハーフ=純粋な日本人です)
少しでも、記念日当日に向けてのドキドキや不安が少なくなりますように!気づいたこと、質問、不安などはお気軽にお問い合わせくださいね。