なぜフォトスタジオを始めるのか？～今後の予定～

Photoletter itsumo 2022
New Plan！

Photostudio & Atelier hotel
A Letter studio （仮）

住所：山梨県北杜市高根町清里3545-3445

今後の活動予定

1月～2月：平日限定撮影予約（土日はスタジオ撮影）
3月～4月：春時期はitsumo撮影変わらず予約受付予定
5月～7月：工事期間（撮影予約はいつでも相談してください。GW期間中撮影イベント企画中）
6月：予約受付開始
7月下旬：studio　オープン予定！
～10月：スタジオ撮影中心に営業予定
11月～12月：itsumo秋時期＆七五三出張撮影（関東エリア出張します）

[ここに至るまでの道のり]

焼き肉やラーメンなどの商品撮影をしながら、もっと人と触れ合いたいと思いブライダルフォトグラファーになりました。

婚礼撮影をしながら、もっと家族の写真を撮影したいと思いカジュアルフォトスタジオへ入社しました。

スタジオでの撮影をしながら、家族の日常の風景に出会いたいと思い独立して出張撮影を始めました。

様々な場所で撮影をし、招待される側の立場になり、私にも招待して遠慮なくおもてなしが出来る場所を作りたいと思いました。

私の中でこの「もっと」という感情が生まれる事は、決断の瞬間でもあります。

いつもの場所でのリラックスした姿や表情、私にとって様々な環境、条件での撮影はすごく刺激的でとても楽しく、今まで以上に沢山の事を試行しながらの撮影は私の中での自信となりました。

日常の空間だからこそ、生まれる瞬間や家族の姿を撮影しながら、同時にもっとこういう空間を作る事が出来たらよかったなと、悔しい気持ちになる撮影も沢山ありました。

撮影予定の場所が撮影禁止エリアだったり、混雑する人気エリアだったり。
どうしても自分の努力だけでは超えられない条件も沢山ありました。
心から「最高の環境と条件だ！」と胸を張って撮影をすることが難しい現場も沢山ありました。

もっと、お客様からの相談や依頼に対して柔軟に応答出来る選択肢を増やしたい。
もっと、様々なシチュエーションの中で「今」という時間、瞬間を再確認できるような。
今まで歩いてきた道を、たまには過去を振り返る時間がある方が、この先歩いていく道を見つけられる。
これは、私自身の経験でもあります。

歩き続けることの難しさ。
歩みを止めないことがすごいとか、そういうことじゃなくて。
前だけを向き続けることが強さではなくて。

歩き続けるためには自分のペースを知る事。
生き続けていくには自分なりの方法を知る事。
それが大切だなとこの5年で改めて感じました。

様々な人からの応援の言葉や手を借りて。
様々な家族の物語に出会うことが出来て。
様々なあたたかい言葉や笑顔に沢山助けられて。

だからこそ、もっとを追求したくなりました。
もっと、「ありがとう」そして「これからもよろしくお願いします」と伝えられるような場所を提供する側になりたい。

伝えられる場所はどこでもいいのかもしれない。
今のままでも、十分可能だと思う。

なら、どうしてそういう場所が必要なの？

私にはもう一度見てみたい景色がありました。

自然豊かな場所で、撮影を楽しみ、撮影後はテラスで一緒にご飯を食べながら過ごす時間。
「行ってらっしゃい」と「おかえりなさい」が飛び交う現場。

ライフスタジオという場所で働いていた時の、今の私を支え続けてくれた記憶。
もし、もう一度自身でスタジオを作るときは、ライフスタジオ「ギャラリー店」をもう一度、始めたい。
そう思っていました。

任されたお店、というよりも、生まれて初めて「こうしてみたい」という想いを少しだけ実現できたように感じた場所でした。
任されたから始めたお店、というよりも「やらせてください」と心から想い、構想時間もすごく楽しかった場所。

想い出は多少、美化されると思います。
美しい想い出、記憶はそのまま保管したほうがいいような気もしましたが、そんな考えは瞬間で飛びました（笑）

もう一度、作りたい場所。
もう一度、始めたい夢。

独立して3年後から、実は少しずつ物件を探していました。
最初は、小さなスタジオでもいいかなと思いました。
ですが、どうせやるなら大家族様大歓迎！と言い切れるお店を作りたいと思い無謀な感じで物件を物色していました。

どんな時間を過ごしたいか、という自分の中での条件を出しました。

①　自然が豊かな場所であること（リフレッシュ、解放感を感じられる場所）
②　来てくれた人も、経営する自分ものんびり過ごすことが出来る場所であること
③　スタジオ撮影も、野外撮影も出来るスタジオ
④　撮影した後に大きなモニターで写真を上映出来ること
⑤　撮影後は一緒にお茶したり、お酒を楽しめたら楽しそう
⑥　思わず手紙を書きたくなるような空間と想い出が生まれる場所であること

①～⑥を眺めながら、理想が高すぎるかな？と思いつつ、実現するなら？と考えて出た答えが、

①　広い店舗または広い撮影空間がある店舗であること
②　騒音問題にあまり敏感にならないような場所であること
③　出来れば広い庭または近所にロケーション撮影が楽しめる環境があること
④　お酒＝宿泊もOK
⑤　手紙を書きたくなる気持ちが生まれる条件や時間、環境を作る事（普段忙しくて出来ないことをする体験）
⑥　旅行先のイベントの一つとしての撮影体験

もっと、なんだか色々考えていたような気もしますが簡単にまとめると６つくらいになってしまいましたが・・・。
そんな条件の元、コロナにより仕事が激減したタイミングで様々な物件に出向きました。

ライフスタジオギャラリー店があった相模湖周辺、山中湖周辺、河口湖周辺、熱海、伊豆高原、下田方面、西伊豆・・・。

いいな！と、契約をしかけた物件が実は過去2回ありました。（伊豆大川と下田にある物件）
ですが、リフォームではなく建て替えないと営業できない条件や、ハザードマップ的に不安が残る環境だったりと契約を断念。