清里高原宿泊も出来るフォトスタジオ
A.LetterPhotoStudio&AtelierHotel 撮影担当及び支配人のターナーこと諏訪と申します。
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この場所で沢山の想い出を生み出すこと。
皆様の想い出を保管させていただく場所。
私の母の実家が岡山県真庭市にあります。
私は中学卒業時まで、毎年夏休みのお盆時期におばあちゃんの家がある岡山へ旅行へ出かけることが本当に楽しみでした。
携帯電話の電波がなくてほぼ圏外。お年頃時代の中学生~高校生の時は友達とメールが出来なくなるからいく事が少し複雑な気持ちでした(笑)
だけど、家の目の前には川があって、よくその川でメダカを捕まえて遊んだり、大きなスイカを冷やしてスイカ割をしたり。夜は庭で花火をしたり。
いつもとは全く異なる時間の流れ方、過ごし方が好きでした。
いつもやっているテレビゲームも出来なかったけど、皆でカードゲームをしたり、大人の会話に少し参加させてもらったり。そんないつもは出来ない体験がすごく新鮮でした。
ぼーっと、夏休みの自由研究をしながら、畳の部屋で転がって、夕方は涼しくなる空気を感じながら。
そんな時間を過ごすことが夏休みの私の恒例行事でした。
(だけど、自身の家がある神奈川県に戻ると「やっぱり家が落ち着くな~♪」という感想までがセット(笑))
今思い返しても、あのいつもとは違う環境で過ごす夏休みはすごく贅沢な時間だったなと思います。
緑豊かな自然を感じる場所を訪れると想い出すのはおばあちゃんの家で過ごした夏休みの事。
そんな、何でもある今だからこそ。
何でも便利に手に入るし、何処でも人と繋がれる今だからこそ。
自身がお店を作るなら、フォトスタジオがいいと思っていましたし、そんな時間が過ごせるような第三の我が家のような、田舎のばあちゃんの家のようなお店がいいなと考えていました。
歩き続けること、前を向き続けること。
正直、しんどいと思う事の方が沢山あると思います。
歩き続けていくには、補給スポットが必要です。
歩いてきた道を振り返る時間が必要です。
一緒に歩いてきてくれた人に気づく時間。
ひとりじゃないんだなと、少し心があたたかくなれるような記憶。
たまには、いいじゃないですか。
昔話に華を咲かせながら飲む夜があっても。
今は小さな彼らが成人した時に、そんな時間を作れる空間が欲しいなと思い作ったスタジオ。
それが、宿泊も出来るフォトスタジオのカタチでした。
誰かの想い出と時間が保管されている場所。
時々振り返りたくなるような楽しくてあたたかい想い出を一緒に作りたい。
そう思っています。