私が「子供撮影をするうえで大切にしている事」
お子様に・・・
撮影を楽しんでもらう事
→撮影をしているという意識をなくすような努力をする事=自然ないつもの姿に近い姿を撮影することが出来る(かも)
という事も、もちろんあります!
ですが、こちらの方法は子供たちに楽しんでもらう事だけに集中しすぎると、子供たちは自由になりますが、撮影をする上では
撮影者は「不自由さ」を感じてしまう場面も生まれてしまう可能性も同時に秘めています
・・・言いすぎかしら?
いや、撮影者が不自由=ある程度「何を撮影するか」を把握していない撮影は終わりが見えない長時間撮影になる可能性があるので、結果的に子供たちも撮影者も最終的には疲れ果てるという現象もあるのです・・・。(遠い目)
もちろん、私にもありました。それこそ、スタジオに入社しての新人時代撮影者の撮影をアシストする「コーディネーター」時代はそんなことも沢山沢山ありました・・・
どうすれば、子供を笑顔に出来るのか・・・?とまるで、お笑い芸人のようなネタ帳を作り、悩み続けている時期もありました。
(芸人魂)
なので、今回のお話は、撮影者も自由に?撮影をするために大切にしている方法をお話させてください。
私が大切にしている事の一つは、
「テンポ(リズム感)」です。
これは、スタジオ撮影の時から身に付いた経験であり、特徴でもあり、数少ない(!!)私の技術の一つです。
ずばり・・・
短時間で!
スピーディーにどれだけのバリエーションが撮影出来るのか?
という事です。
例えば・・・私が好きでよく提案するこちらのような「抱きしめて写真」。
これも、最初の1枚目から撮影するわけではなく、この1枚を撮影するための流れを構成しながら撮影をしています。
こーゆー、モグモグタイムを踏まえての一コマなのです・・・
例えば・・・
パパとママと追いかけっこするよ~!と提案します。
手をつないでスタート地点まで行くよ~と提案し、手をつないでもらって歩く後姿をまず撮影。
歩いている瞬間が撮影出来たら不意に、「だるまさんが転んだ!」と声をかけて振り向いてもらいます。で撮影。
スタート地点にたどり着いたら、位置について~・・・と構えている姿も激写します。
で、その子の応用力の高さによっては、「よ~い、どんぶり!」と言って、ずっこけさせて、突っ込んでくれている姿も撮影。
次は、きちんと、よーい、ドン!と走っている姿を撮影。
2回目は距離を少し短くして、ルールを変えます。
・・・で、最後は、この写真にやっとたどり着くわけです(略しちゃった・・・)
この撮影時間は多分5分くらいの出来事だと思いますが、その間にパターンは・・・
① 家族の後姿
② 振り向き姿
③ よーいどん、構えている姿
④ スタートに失敗して笑っている姿
⑤ 実際に走っている姿
⑥ 抱きしめて写真
計少なくても6パターン撮影出来るという「流れのある撮影」を意識しています。
結果その流れがうまく撮影出来れば、物語性のある写真となり、アルバムにしたときに会話が弾む写真にもなりえるという事なのです。
ポイントは・・・
動いてもらって→止まって→動いて→止まらせる・・・という交互の動きを撮影する!
・・・こんな感じのお話を、今回私が尊敬している出張撮影カメラマンの一人である織田さんからお声をかけていただき、
1月29日にセミナーを開催させてもらえることになりました。
とっても貴重な機会です。
記事に書いた内容を含めて、「魅力的な写真とはどんな写真か?」
を最初にお話しながら私が現場で実践している内容の一部をお話させていただく予定です。
最初、実はこのお話を織田さんから頂いた時に、お断りを考えていました・・・。
私なんかが・・・?という事と、お話出来ること=皆知ってる事だときめつけていました。
ですが、過去に私はたーくさんの方から、貴重なお話(技術)を聞かせてもらいっぱなしでした。
同時に目から鱗な話もたーくさん。
お話をさせてもらえる機会をまず、頂けたこと。
自分の今までの経験や体験を振り返る貴重な機会としても。
やることで、自分の新たな課題の発見も楽しめそうなので、勇気を出してお受けすることにしました
お話を互いに沢山し合える楽しい気づきの時間を作れたらいいなと思います。
私も学びたいこと、感じたいこと、気づきたいこと沢山あるので
どうぞ、よろしくお願いいたします。
詳しい内容は・・・
https://www.facebook.com/events/394336417969800/
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